当施設は音楽療法士が2配置されています。
音楽教室は毎週木曜日・金曜日に開催されとても人気があります。
昨日は、ハンドベルを使用し『七夕』と様々な楽器を使用して人気の美空ひばりさんの『真っ赤な太陽』で盛り上がり、最後は恒例の手話を交えての『また会う日まで』の3曲でした。
久しぶりに晴れました。
音楽教室の始まりです。
これから発声練習を行うので、おへその下の『丹田(たんで ん)』のツボをご利用者に説明しているところです。
早速音楽に入るのかな~っと思ったら、
今日は何月何日など日付の確認を皆で行います。
この時は会場がシーンと静まります。
そして頭をかかえる人も・・・。
『もう7月か~』と声が聞こえます。
ハンドベルを使って七夕を演奏しました。
ハンドベルの色に合わせ色画用紙で楽譜を作っています。
これなら楽しく演奏できます。
ハンドベルを大きく鳴らす方、そっと鳴らす方、
それぞれ個性が出ていました。
待ってました『真っ赤な太陽』美空ひばりさんは大人気です。
これを楽器で演奏しながら歌えるご利用者は凄い!!
音楽療法士が真っ赤な太陽の曲のイメージを聞くと、『夏』
『のりの良い曲』そして『若い人たちの曲、若いっていいな~
若くなりたい』の発言に大笑いでした。
そして楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、
最後の曲はお決まりの『また会う日まで』を
手話を取り入れながら歌います。
職員の私はいつもこれができません。
音楽療法士の紹介
正面左 R・Aさん
音楽療法士になろうとしたきっかけは、昔から音楽にかかわる仕事に就きたいとは思っていたものの、明確には
決まっておらず、高校生の頃、先生に進路指導を相談した際に「音楽療法」と言う言葉を知りました。その後、
大学のオープンキャンバスで受けた音楽療法の模擬セッションに大変感銘を受け志すことに決めました。
また、音楽療法を行う時は、とにかく皆様に楽しんで頂くこと、自分自身も楽しむことを第一に考えています。その中で様々な疾患を抱えておられる方々の心身賦活を目指し、工夫を凝らしたプログラム作りを実践しています。
正面右 T・Tさん
音楽療法士になろうとしたきっかけは、高校3年生から何か音楽に携わる仕事がしたいと考えていました。大学進学の際、大学のパンフレットに≪音楽療法≫と言う言葉を初めて目にし、学校説明会で「音楽療法のしごと」という本を勧められそれを読んで興味が沸き、音楽療法士を目指そうと思いました。
今年から初めてシルバープラザで音楽療法をさせていただくことになりました。まだ音楽療法士としての経験はほとんどありませんが、音楽の時間が皆様の楽しみの場となるように精一杯やっていきたいと思います。
今回は人気の音楽教室をご紹介させて頂きました。昨日は音楽療法士が奏でる素敵なピアノの音色、そしてご利用者の元気は歌声と楽器の演奏により梅雨空が吹き飛ばされてしまったのか、久し振りにお天気になりました。
Mahalo