モットーである“ 和 ”(living in harmony)を組織の共通語にし、利用者さんには“やさしさ”をもって接するよう指導している。
1967年に医者になって以来約40年間外科医、脳外科医、脳卒中の専門医として過ごした。大学病院の院長を3年間務めた後に手術に戻る意欲がわかず、高齢社会を考え頭痛、物忘れ外来を始めた。それが縁で9年前にシルバープラザを任されるようになった。介護老人保健施設には介護支援専門員、支援相談員、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、歯科衛生士、事務員など多職種が勤務する。医師として利用者の健康を管理することが第一であることは無論であるが、施設長として総勢100名に上る組織を束ねるのも課せられた仕事である。これらそれぞれに特徴のある職種、しかもそこで働く多くが若い人たちであり、その人たちにシルバープラザという施設としての絆をもたせるのは簡単なことではない。
モットーである“ 和 ”(living in harmony)を組織の共通語にし、利用者さんには“やさしさ”をもって接するよう指導している。